2025年を振り返る。

さぁ、今年もあとわずか。

2024年の年末にも記事を書いたんですが、1年の振り返りを兼ねて

塗装レシピをまとめます。

自分にとっても「あの色なんだっけなぁ～」って時に便利だし、実用性があるという。

2025年の個人的なテーマは「1年戦争シリーズ」。

ホントは全部1年戦争モノにしたら良かったんだけど…半分ですね。

色々勉強になりました。

技術面に関して言えば、実は今年の7月に撮影機材をアップデートしています。

その辺の違いなんかも見てもらえると面白いかも。

それでは、簡単に今年作ったキットを振り返りましょう。

HGUC 1/144ガンダムMk-Ⅱ（ティターンズカラー）

2025年1月。まずはガンダムMK-Ⅱからスタートです。

予備機として購入、放置してたものをもったいなので作ろうかな、と。

MK-Ⅱは3個目なので改造もお手のもの。

腹部延長と脚部各関節にスペーサーをかましてプロポーション変更。

腹部を目一杯前かがみにして腰を突き出す のるすけスタイル。

リアアーマー可動化も忘れずに。

ヘイズルのシールドブースターは、ヤフオクでジャンク買い。

いつもスジボリのデザインに悩んだりで一ヶ月くらい無駄にしていたので、

スジボリなしのシンプルな作例で十分なのでは…と思い始めた頃でした。

塗装は、AOZ風のグレーっぽい感じにしたいなぁ…と、なんとなく調色して1発OK。

これはいいんじゃない？？って自画自賛でした。

HGUC 1/144 グフ

こちらも2025年1月。ここから意図せず1年戦争シリーズが始まります。

再販で山積みされていたグフをみて、遊びで作ろうかなーと。

予備のMK2もそうですが、なんか模活に疲れていたんですかね。

冬場はモチベが下がり気味。

1年戦争シリーズは自分なりの「縛り」があって。

・ハンドパーツは丸指は使わない
・少し今風に見えるように＝自分解釈の機動戦士ガンダム
・デカールを貼る位置は統一感があるように

まぁ、たいしてこだわってはいないですが。

今回のグフは、グフカスのスリッパ、肩アーマー、頭部（動力パイプ除く）を流用。

あくまでグフに見えるようにね。

フィンガーバルカンも表情をつけた形で自作。

先端にメタルパール入っているけど、言われないと気付かないという…。

カラーはあえてガンダムカラーを瓶生で。

HGUC 1/144 ザクⅡ F2型

2025年3月。グフを作ったらランバラル隊をつくりたいかなぁ…と。

何故かチョイスはF2ザク。デザイン的に好みなだけなんですが。

構造がグフカスに似ていて、凄く作りやすくてプロポーションもいい。

グフカスタムとF2ザク…この辺の時代のキットが一番バランス取れている気がします。

F2ザクは、腹部を縮めて脚部接続軸だけ少しスペーサーを入れた感じ。

胴体が詰まった感じがかっこいいかな、と。

スリッパはこちらもグフカスタムを流用して大型化。

あとはモノアイスリットを縮めて、スパイクアーマーの位置調整…ってところですね。

なんかこう…かっこいい写真が撮れず。照明もあえて1灯で少し離れたところに置いてみたり。

色々苦戦してますね。いやいやザクは難しい。

カラーはミリタリー感が出したいなぁ、と少し暗めのグリーンで。

HGUC 1/144 ズゴック

2025年3月。ザクと同時進行してたズゴックが完成。

初の水泳部。

フツーに主役ロボが好きなので、ズゴックとか一生縁がないと思ってたんですが。

改造の目玉はなんといってもモノアイ可動化。ネオジム磁石でなんとなく可動します。

リングがモノアイレールっぽくていい感じです。

後は腕部を4mm延長したり、脚部の下端を4mm延長してみたり。

おっと、モノアイスリットも少し狭くしていますね。

ぱっと見何も変わってないように見えるのが空しいですが…。

シャアズゴックを作ってたんですが、カラーリングは量産型カラー。

ちょっとアレンジを入れてますね。

デカールはF2ザクで味をしめたラインデカールで二重線にするやつ。

爪も大型化したかったんですが、取り付け穴を通らなくなるので尖らせるだけにしました。

関節のABSパーツが古めかしい感じが嫌だなー、と思ったキットでした。

魔神創造伝ワタル　龍王丸

2025年5月、唐突に龍王丸です。

子供がつくっていたので、お父さんも本気出してマウント取りにいきました。

何気に初SDキットですね。

各部の肉抜き穴を埋めて、それなりに面出ししてやった程度ですが

両肩の龍頭の肉抜きはけっこう面倒でした。

クリアパーツもヤスったんですが、けっこう粘りがあって面が出しづらかった…。

カラーはガンダム系に使う綺麗めなカラーで。

蛍光入れると鮮やかさが出るんですよね。

関節、ゴールドパーツは艶あり、その他は艶消しで。

クリアパーツはターコイズブルーイエローを初めてつかってみました。

見る角度によって変な光り方します。

HGUC 1/144 V2ガンダム

2025年5月、SNSでは評判の良かったV2ガンダムです。

ブログのアクセスはイマイチでした。

胴体〜太腿をがっつり弄っているんですが、あまりわかりませんね。。

MK-Ⅱでもやっている、のるすけスタイル。

胴体は2mm延長して前屈みになるよう固定。フンドシ＆フロントアーマー周りも調整です。

脚部は関節変更して2mm延長。太腿はロール廃止して幅増しもしています。

これも絶対気づかれないですが 肩部、サイド＆リアアーマー、踝なんかのダクトは

全部開口しています。

カラーリングはこれも綺麗めな売れ線ガンダムカラー。少し紫よりの青で。

水性のサーモンピンクが大好きなんですが、ラッカーで出てないので調色で再現。

むちゃくちゃいい色だと思いませんか？

HGUC 1/144 ゲルググマリーネ

2025年7月はゲルググマリーネです。

実はこのタイミングでカメラを中古のEOS KissM から EOS R10に変更。

レンズはキット付属の RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM。

写真が戸惑ってますねー。

何気に3か月くらい掛かった（途中で飽きてた）ゲルググですが、

関節はほぼグフカスタムに置き換え。見た目重視なので可動は悪いです。

グフカスの関節に各部をあわせていったので、全体的にサイズが大きくなっています。

腹部、腕部、太腿は延長、肩部は大型化。…頭部はほぼ作り直した感じだったかな。

ビームライフルはゲルググとシナンジュをニコイチで。

マリーネだけど、ビームライフルとシールドは絶対持たせたかった。

ジョニーライデンカラーにしようかギリギリまで悩みましたが、

1年戦争シリーズなので、やはり量産カラーにしました。

F2ザクを意識しつつも前回暗すぎたので少し明るめに。

HGUC 1/144 ギャン

2025年7月完成。1年戦争シリーズやらなければ…と義務感で始めたギャン。

全然好きじゃなかったんですが、キットを触っているうちに「意外といいかも…」と。

頭部の位置変更と、脚部は2mmほど延長しつつ、ギャンクリーガー風に形状変更しています。

腹部は前側2mm、背中側7mmくらい延長かな？

武器はスピアにガトリングシールド、チェーンマインと盛りだくさん。

ビームサーベルが嫌だったので、大型ランスに置き換え。

実弾兵装を装備した、重力下仕様とかイメージしてみたり。

もちろんギャンシールドもありますよ。

カラーは普通にギャンなんですが、少しくすんだ感じにしたくて

メインカラーにガルグレーを混ぜています。

HGBF 1/144 ターンエーガンダムシン

2025年8月は、超絶レアキット ターンエーガンダムシンです。

改造モノが続いたので全塗装で息抜きです。

チャーハンおかずに白飯食べるみたいな。

モールドがむちゃくちゃ多いので、彫り直しが大変だった印象。

あと脚部の構造が独特すぎて戸惑ったのを覚えています。

この写真は構図がかっこいいですねー。この脛の反りがターンエー。

肩部とシールドには自作のターンエーマークのデカールを。

出来が良くないので控えめに…。

関節はメタルカラー、全体に売れ線ガンダムカラー風で。

V2で使った疑似サーモンピンクが超お気に入りなので、もうレギュラー入りですね。

HG 1/144 シャア専用高機動型ザクⅡ

2025年9月は、シャアザクの徹底改修。

過去にシャアザク2回作ってますが、今回が決定版。

高機動型ザク＋F2＋グフカスタムでミキシングしつつ、各部のプロポーション改修。

このミキシングレシピは超オススメなので、皆さんお試しを。

そうそう、ここからカメラのレンズを RF35mm F1.8 マクロ IS STM に変更、

さらに現像には Lightroom を導入しました。うむ、やっと撮りたい感じで撮れてきた。

シールドはオリジンザクかと思いきや、F2のシールドをオリジン風に改造。

マガジンはネオジムで付くのに、わざわざ取付穴（ダミー）を彫るという…（デザイン的にね）。

動力パイプはモビルパイプに置き換え。

むちゃくちゃ大変だったのに、違和感ないのであまり褒めてもらえませんでした…。

過去に作ったシャアザクは、ガンダムカラーだったので

今回はガイアノーツでなるべく瓶生に近い感じで…をテーマに。

HG 1/144 エグザベ専用ギャン(ハクジ装備)

2025年10月、またギャンかよ！って感じです。

会社の同僚が欲しいようなこと言ってたので作りました。

ゴールドのラインをどうしていいかわからず、スジボリして全塗装で仕上げています。

最新キットらしく、柔らかプラに合わせ目だらけという今風の仕様。

脚部、腕部は後ハメにて処理しています。

グレーがかって見えますが、ちゃんと白ですよ。

ライティングを少し陰影が出るように暗めにしたのがまずかったか。

ハクジのタマタマは半分シルバーに。これは絶対やりたかった。

デカールは1年戦争シリーズ風に。

水性のゴールドは艶消しにしていますが、隠蔽力も高くいい色でした。

ホントは艶ありにしたかった…。

ENTRY GRADE 1/144 ウイングガンダム

2025年12月。年内ラストは最新キットから、EGウイングガンダムです。

1100円のキットでいかに遊び倒すか、がテーマ。こういうの楽しいですよね。

まぁ、とにかく徹底改修。のるすけスタイルにしつつ、各部にスジボリ入れたり

若干RGを意識してみたり。

延長工作は腹と腰まわり、上腕、太腿外装など。

腕部のクローパーツはプラ板で作り直しました。

ウイングもRGに寄せて形状変更。いや、もうRG作ればいいじゃん。

塗装は、各カラー2～3色という大盤振る舞い。

バスターライフルの塗分けが一番大変でした。

やっぱり、色々遊びがいのあるEGが作っていて一番楽しいかも。

あとがき

さて、今年の完成は12体でした。

去年は8体だったので、頑張ったほうではないでしょうか。

今年は同時進行多かった印象ですね。

…さて、去年と同じことを書きますが、このブログは

「ここの後ハメどうやるんだろう？」

「このキット、ここの延長工作したらどんな感じになるのかな」

「他の人はこのキットの塗装、どんな色使っているんだろう」

っていう自分が悩んだ部分を、皆さんが探している情報のちょっとした助けになれば、

なんて思いでやっています。

全然パクッて頂いて構わないのでｗ 皆で知識を共有しましょう。

今年もたくさんの方に拝見頂けて本当に嬉しいです。

来年も作りたいものをマイペースで記事にしていきますので、

温かい目で見守ってやってください。