皆さん、ガンプラ楽しんでいますか?
素組みでも大満足、ブンドドしても楽しめる、
塗装したらもっとカッコイイかも、スジボリ入れたらリアルじゃない?
だけど…改造ってよく聞くけどどうやるんだろう。
今回は、私がよく使う『改造テクニック』を記事にしてみます。
なお、基本的に 「HGのキット」を対象、「塗装」することを前提
としているので、その点はご了承ください。
ガンプラお手軽改造のポイント
改造って言っても色々あるので、ガンダム系もしくは主人公側に絞って解説します。
「改造って難しそう…」って思うかもしれませんが、
実は定番の改造ポイントがあるので、そんなに難しくはありません。
今回は、初心者向けに「お手軽改造でカッコ良くなるポイント」に絞って解説します。


ガンプラ改造の定番ポイントは…3つ。ここだけ弄れば大丈夫です。
- 腹部延長(胴を少し伸ばして“詰まり感”を解消)
- 脚部延長(脚を伸ばして“全体のバランス“を整える)
- 首延長(顎を引いて“精悍さ“をアップさせる)
大改造じゃなくても、見た目の印象がガラッと変わるのがこの3点セットの良いところ。
作業は基本的に「切る」「貼る」だけなので、初めての改造にはオススメです!
ガンプラ改造に必要な道具
まずは 使用する工具・材料を「7つ」だけ。
大丈夫、最低限でOKです。
① ハイパーカットソー
パーツ切断のコツは、「道具」です。
切れ味の鋭いカットソーを使えば、初心者でも簡単にパーツカットが行えます。
これは無理してでも、いいモノを持っていたほうが絶対いいです。
② ヤスリ(220番・400番・600番)
ヤスリは好みがあるので何とも言えませんが…
私は220番なら やすりの親父(フィルムスティック)、
400番、600番は HJモデラーズ のヤスリプレート を使用しています。
まずは粗目(220番)でガシガシ削ってやって、400番、600番で整えるのが定番。
③ プラ材
基本は「プラ板」ですが、私のオススメはエバーグリーンのプラ角棒。
高い!!…んですが、タミヤのプラ棒より全然精度が高く、色々なサイズがあるので
非常に使いやすいです。面積の大きい時はプラ板でもいいですけどね。
1mmx1mm、2mmx4mm とか持っていると使い勝手がいいです。
④ 接着剤 / 瞬間接着剤
これはちょっと注意が必要。プラを融解させてガッチリ固定するにはタミヤセメント。
瞬間接着剤は、強度がないので軸の接着なんかには注意が必要です。
真鍮線の接着や、少しパテ的な使い方をして強度を高めたり、と言った工夫が必要ですね。
おっと、瞬間接着剤は「硬化促進剤」とセットでね。
⑤ 真鍮線
延長工作をする場合は、これを必ず用意してください。
扱いやすいのは1mmくらいかな?
関節部で延長工作をする時は、プラ同士の接着だけでは強度が足りないので
必ず「芯」を通すのがコツですよ!
普通のニッパーで切ると刃が欠けちゃうので注意。
⑥ ピンバイス
真鍮線を通すための「穴」を作ります。
ミネシマのドリル刃セットは、ホルダー+ドリル刃3本がセットになっていてお得です。
0.5mm、0.7mm、1.0mmと使用頻度の高いサイズが揃っているのもポイント高い!
ドリルで浅く穴を彫れば、丸モールドのディティール作成にも使えます。
⑦ 光硬化パテ
さぁ、ここが重要。キズや隙間を埋めるなら「パテ」ですが、色々種類があって難しい。
今、トレンドのパテは「光硬化パテ」です。
普通のパテなら乾燥まで1日以上…だけど、光硬化パテなら自然光/蛍光灯で2~3分。
UVライトで硬化させるパテもあるけど、入手が簡単なタミヤの光硬化パテをお勧めです。
硬化が早く、ヒケもない、プラを削っているような削り感が最高です。
ガンプラ改造のコツは「道具」ですよ。
ガンプラ改造 ① 腹部延長(胴を少し伸ばして“詰まり感”を解消)
では、実践編です。
ガンプラ…特にHGは、基本的に胴体が短いケースが多いです。
全体的に詰まって見える、と言うか。
一番手をつけやすい場所で、効果も分かりやすいのでオススメの改造です。
延長の目安は 1mm~3mm が無難ですかね。
ガンダム系に限れば、主に腹部と腰部の接続がボールジョイントとなっている事が多いです。
最近のキットは、2重関節になっているものも多いですが、腰部との接続は
主に2パターンです。

切断する場合は、パターン1のみですが
これはボールジョイントの柱部の根元で切断するのが一般的です。
腹部の底面に合わせて、ハイパーカットソーで少しづつカットすれば簡単です。

綺麗に切りたい場合は、カットしたいラインをスジボリしておくといいです。
切断(パターン1のみ)が終わったら、腹部の下部分へ延長分のプラ材を接着します。
プラ板の場合は、好みのサイズがなかったら複数枚を接着(1mmx3枚とか)。
腹部面積より、若干大き目に貼ると後の整面が楽になります。
パターン1の場合は、ボールジョイント柱部に真鍮線を通して接着、
パターン2の場合は、腹部の延長分を柱(ポール)側も延長してやる必要があります。

延長部は、タミヤセメントでプラを溶かして、しっかり接着します。
ボールジョイントの柱側(ポール側)は、面積が狭いので、芯をとおして周辺を瞬間接着剤で
固めてあげるといいです。

負荷がかかる部分なので、しっかり接着しないと取れちゃいますよ!
これはパターン1、の例ですね。
腹部下にプラ板を積層、その下にボールジョイント部を芯を通して接着します。

これはパターン2の例…ですが
ネモはボールジョイントが腹部を貫通して胸部に受けがあるので、超長いという。。

延長部は、タミヤセメントを使用するので丸1日は乾燥させます。
乾燥後は、はみ出したプラ材の部分をカットしつつ、腹部形状に合わせてヤスリ掛け。
220番の粗目で大まかに形を整えて、400番→600番と仕上げます。
ちなみに、私はヤスリ掛けはほとんど600番くらいまでしかしません。
艶消し仕上げるなら、これくらいでいいか、と。
十分に接着剤が行きわたっていれば、これでOKですが
小さなスキマや傷がある場合は、光硬化パテで埋めて整面します。
面倒な時は瞬間接着剤(イージーサンディング)をパテ代わりに。



光硬化パテとイージーサンディングの違いは「硬さ」ですね。
イージー~のほうが硬いので、平面や削りやすい場所に使いましょう!
ガンプラ改造 ② 脚部延長(脚を伸ばして“全体のバランス“を整える)
お次は、脚部の延長です。
キットによって加工方法や難度が変わるので、あくまで一例として。
これが正解!という方法がないので、いくつかパターンをご紹介しましょう。
脚部の延長も2mm~4mmくらいでしょうかね。。
これは腹部の延長具合でのバランスや、各自の好みもあったりするので難しいです。
あくまで全体を見ながらがいいですね。
REVIVE版のガンダムMKⅡなど 「関節がポリキャップで抜きさしできる」キットです。
個人的には、この時期のキットが構造、完成度含めて一番好きです。
『REVIVE系』の脚部延長は簡単です。名付けて「スペーサー」作戦。

写真は、ガンダムMKⅡの太腿内のフレームです。
向かって左側。球体(股間接続部)とフレームの間に「1mmのプラ板」を接着。
プラ板をフレームサイズにカットして、中央に穴をあけて、球体の接続ポール
通るようにしています。
右側は、膝関節部に「1mmのプラ角棒(エバーグリーン)」を接着しています。
差し込み口にスペーサーを噛ましてかさ上げしている感じですね。
次は足首部分です。

ここも同様に「1mmのプラ棒」を接着しています。ちなみに片面だけで大丈夫ですよ。
これで 太腿(1mm)膝(1mm)足首(1mm)で、合計3mmの延長 です。
簡単でしょ?

1mm以上嵩上げするなら、支柱(差込み側)も少し延長したほうがいいかも?
これが一番難度が低く、簡単な延長方法です。
スペーサーを挟むだけ!
調整、リカバリーもしやすいので、この構造のキットだったらラッキーです。
こちらは、ハイパーカットソーとパテが必要になるパターン。
難度「中」の『切断系』となります。
写真は、ライジングフリーダムの「太腿」。


フレーム側、外装側とも任意の場所で切断、延長工作しています。
切る場所は、外装やフレームの形状を見ながら、なるべく影響のない場所を選びます。
特にフレームは、外装をかぶせる時の障害にならないよう、注意が必要です。
写真のフレーム部は、レール状のガイドがあるので形状を合わせていますね。
綺麗に切断したつもりでも、どうしても歪みが発生するので
切断箇所はパテ等で傷・スキマ埋めを行い、整面します。
次は、ライジングフリーダムの「脛」。


脛部分は、フレームがなく「外装のみ」の構造である場合が多いですが、
デザインが複雑なので、切断するポイントの見極めが重要です。
切断系は、腹部の延長と同様にプラ板、プラ材で必要な長さを積層します。
ちなみにライジングフリーダムは、脛の部分の合わせ目消しもしたかったので
このポイントで切断しています。
整面がむちゃくちゃ大変でした。

「段差」がある構造だと、難度が爆上がりします。なるべく平面で…!
では、参考までにこの工作後の作例を。
まずはパターン① REVIVE版 。

続いて、パターン② 切断系の作例。
ちょっと写真が分かりづらい…すみません。

という訳で、脚部の延長工作でした。
安易に切断すると、工作後の整面処理によっては、かえって 完成度が下がります。
ポイントを見極めて、最適な方法を選択しましょう。
構造上、スペーサーも難しい、切断も難しい…って場合は、
太腿上部のスペーサー作戦 + 足首関節のボールジョイント側を切断して延長 など…。
腹部延長で使った技も駆使して、パターンを組み合わせるのもオススメです。
まずは構造をじっくり眺めて、最も工作が楽なポイントを選びましょう!

太腿の付け根、足首の接続部、などが装甲に隠れるので延長ポイントに最適!
ガンプラ改造 ③ 首延長(顎を引いて“精悍さ“をアップさせる)
最後は首の延長です。
これもキットによって違うので何とも言えないですが…。
「首パーツが1つ」の場合は効果があると思います。
長さは…0.5~1.5mmくらいかなぁ。なかなかバランスが難しいです。
最近の「2重関節」になっているヤツなんかは、特に調整が難しい気がします。

首の延長は、基本は腹部延長と一緒です。
切断して、プラ材を挟んだら芯(真鍮線)を通して接着です。

ピンバイスで芯が通る穴をあけてから切断すると
真鍮線を通した時にパーツの位置がずれないですよ!
次に、これは特殊な事例?ですが…首の位置を少し後ろに下げたかったのと
顎をもっと引かせたかったので、首パーツを前後「逆」に、首の中央で「角度をつけて切断」して
顔が下を向くように再接着しています。

顎を引かせるには、「顔」側パーツの顎まわり(ガンダムだったら赤い口?のパーツの下部)
を削ったりするのも有効です。
顎を引かせると、今後は首の「前後の位置」が気になったりするんですがw
まぁ、これはまた次の機会にでも。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
お手軽改造だけでも、プロポーションがぐっと良くなります。
難しい改造はしなくても、ちょっと手を入れるだけで満足度が違いますよ。
…ちなみに、私のブログでは改造の途中で挫折した、作成途中のブログがいくつかあります。
あまり長期間弄っていても、飽きるだけなので
「無理をしない」「やれることだけやる」がおススメです。




今はできなくても、
「こんな改造方法があるんだ」っていう経験や、
「こんな便利な道具が…」っていうツールとの出会いで、
改造はもっと楽しくなります。
皆さまの有意義な「模活」を応援していますので、ぜひこのブログも参考にしてください。
ご覧頂きありがとうございました!


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